あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さてクライミングで岩場にいくと、携帯が入らないということがままあります。
そこで事故とか救急連絡をしたいことがあっても、携帯が入るところまで戻らないと連絡できないのはちょっと心配です。
そういう理由でアマチュア無線を取得しようと思いました。

アマチュア無線は1級から4級まであって4級が一番使える電波も弱いのでまず最初は4級を受ける人が多いような気がします。
ところが実際の試験は4級のほうが出題範囲が広いんですね。
かわりに3級はモールス信号を覚えないといけないですが。
3級のほうが覚える範囲も狭くて使える電波も強い!
となれば3級を取る方が自然です。

試験の他に免許を取る方法として、講習会を受講するというのもありますが、これはお金も時間もかかります。
運転免許で教習所にいくか試験一発かの違いと一緒ですね。

とりあえず11月に受験の申し込みだけしておいたのですが、試験の4日前まで何もしていませんでした。
「あれ、もしかしてそろそろやらないとまずい??」と思って、いろいろggってみたところ、どうも「初級アマチュア無線予想問題集 完全丸暗記(通称:完丸)」という本と「第3級ハム国試 要点マスター(通称:要点マスター)」という本が2大定番の参考書らしいです。
これにもう一冊、「第3級ハム解説つき問題集 アマチュア無線技士国家試験用」という本で合計3冊の参考書を買いました。

これらが届いたのが試験3日前。
まずは要点マスターをひと通り読んでみました。
要点マスターは前半が問題集、後半が教科書というつくりになっています。
最初の通し読みでは問題集を頭から解きながら教科書の該当の解説部分を読む、という形で読みましたが、半分くらいしか理解できませんでした。
この時点ではモールス信号習得度は25%くらい。
とりあえず3日前はこれで終了でしたがさすがにちょっと心配になりました。
この日要した時間は、2時間くらいだったと思います。

試験2日前になって、今度は理解度を深めるために要点マスターの教科書部分を通して読んでみます。
これに1時間くらいかかりました。
そしてそのまま、また問題集のほうを端からトライしてみました。
今度は二回目ということもあって、こちらも1時間くらいで一通り終了。
だいたい理解度が75%くらいになった気がします。
モールス信号も60%くらいになりました。

そして次に、第3級ハム解説つき問題集をひと通りやってみました。
第3級ハム解説つき問題集は、問題のすぐ下に問題の解説があるという形態になっています。
要点マスターは問題集パートと解説パートがハッキリわかれているので、理解度を深めるには要点マスター、問題への習熟度を上げるには第3級ハム解説つき問題集のほうが良い気がします。
あと、要点マスターの致命的な欠点は、問題集の回答の正解が赤字になっていることです。
このため回答(常に4択)を見た瞬間に正解がわかってしまうため、4択から自分の記憶を頼りに考える、という行為ができません。
第3級ハム解説つき問題集は回答は色分けされておらず、下の方に正解の番号があるため、問題と回答候補をみて考えるというやり方ができるのが大きいです。
第3級ハム解説つき問題集もだいたい1時間くらいでやり終えることができました。
この時点でモールス信号はほぼマスターして、むしろモールス信号が得意なジャンルになっていました。

また、第3級ハム解説つき問題集には模試が5つ付いているので、この時点で模試を一つやってみました。
正解率は30問中29問。
ちなみに30問は法規16問、工学14問という内訳ですが、法規が16問中11問、工学が14問中9問の正解で合格です。
昨日とは変わって、「あれこれ楽勝で受かるんじゃない?」という気がしました。
勉強二日目は結局3時間勉強したことになります。

そして試験前日、また要点マスターの問題を1時間かけてひと通りやっつけて、模試の2回目にトライ。
すると30問中27問正解と、昨日より悪化していました。
この時点で自分の曖昧なジャンルは、工学のトランジスタ、送信機、受信機、そして法規の免許状記載内容ということがわかったので、これらのジャンルについて紙に内容を書きながら要点マスターの教科書部分を通し読み。
さすがに字を書きながら勉強すると理解度が違います。
というか勉強するために字を書くなんて何年ぶりかわかりません。
字を書きながらなので、全体の通し読みではなく苦手ジャンルだけでしたが1時間くらいかかりました。
この状態で模試の3回目をやったところ見事満点でした。
試験前日は2時間程度の勉強でした。

そして試験当日、会場に行くまでの電車と、会場に着いてからの待ち時間で最後の復習。
要点マスターの教科書部分の通し読みでトータル1時間。

そして試験本番、勉強の甲斐あって10分ほどで全問回答。
問題用紙は持ち帰れるので自己採点したところ満点でした。
1時間後に結果が発表されて無事合格。
その場で免許申請をして、あとは免許が届くのを待つだけです。

とまあ3日漬けで合格してみて思うことは、
* だいたい8時間も勉強すれば内容への理解度を伴って合格できる
* 要点マスターの問題がほぼそのまま出るので問題と回答の暗記だけなら4時間もあれば合格できる
* モールス信号の暗記はさほど難しくないので4級より3級を受ける方がいい
ということです。

私の場合は大学の専攻が電気電子だったため、回路や電磁気の知識が多少あったというのはあると思います。
とはいえ受講していたのは20年前のことなのでそこまで影響はしていないと思いますが。
あと、結局完丸はほとんど使いませんでした。
要点マスターと第3級ハム解説つき問題集があれば、きちんと内容を理解して合格できると思います。
内容の理解はおろそかでもいいからとにかく合格、ということなら要点マスターだけでも多分大丈夫です。

4時間の勉強と、受験費用5250円、要点マスター1260円、(合格したら)免許申請2350円、トータル8860円で3級アマチュア無線免許が取れるので、みなさんもどうですか。