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※追記 [自炊作業編] 3000冊を自炊した経験によるオススメ手順完全保存版!を書きました。(12/14)

私の家にはマンガと小説と書籍が3000冊くらいありました。
これを1年かけて全部PDFにしました。
壁一面を占めていた本が今では300GBのデータです。

さすがに3000冊を自炊するといろいろなノウハウが溜まります。
10冊や100冊の自炊では気づかない点もいろいろ出てきます。
今日はまず自炊に必要な道具について紹介してみたいと思います。

1. スキャナ

まずはなんといってもスキャナです。
私はScanSnap S1500を使っていますがやはりこれが一番定番だと思います。
そして明日にはScanSnapの新機種、iX500が発売されますね。
今から買うならやはりiX500のほうが良さそうです。
ただ、現時点でまだAmazonにはWin版はありますがMac版がないようです。
iX500はS1500と違ってWin版とMac版という違いはないようですが、Mac版Acrobatが付かなくなったようです。

私はMacなのでMac版ScanSnap S1500を買いました。
Win版とMac版はスキャナ自体は全く同じで添付ソフトが違います。
自炊用途だと名刺や家計簿ソフトはさして重要ではないですが、Adobe AcrobatのWin版かMac版かは重要です。
Acrobatを既に持っている人だと、どちらでもいいということになります。
ちなみにS1500の場合、Win版はAcrobat X Standardが、Mac版はAcrobat 9 Proが添付されています。

もしiX500を買う場合、Win版とMac版で添付ソフトがどう違うのか、チェックしてから購入したほうが良いでしょう。



2. スキャナ交換パーツ

S1500には消耗品パーツが2つあります。
一つはパッドユニット、もう一つはピックローラユニットです。
パッドユニットは5万枚、ピックローラユニットは10万枚毎に交換する必要があります。
ScanSnapのスキャナアプリにはカウンタが付いているので、定期的にカウンタをチェックすれば交換時期がわかります。

経験から言うと、実際5万枚でパッドはほとんど擦り切れてなくなってしまいます。
ある時随分スキャナの重複読み込みが多いな、と思ったらカウンタをチェックし忘れていて5万枚を超えていたことがありました。
ローラは見た目では新品と10万枚使用したものであまり違いがわかりませんが、こちらもちゃんと交換したほうが良いでしょう。

また、iX500では消耗品パーツの寿命が長いです。
ランニングコストを考えるとこれは嬉しいアップデートですね。

ScanSnapの消耗品パーツはPFUのサイトからも購入できます。
Amazonで在庫が無ければPFUのサイトもチェックすると良いでしょう。



3. 裁断機

スキャナと並んで重要なのが裁断機です。
自炊の冊数が少なければ刃とレバーが一本の棒になっている学校にあるような裁断機でもいいかもしれませんが、大量にやるなら刃が平行に降りてくるタイプがおすすめです。
そして大量に自炊をする場合、こちらもPLUSのPK-513シリーズが唯一の選択肢ではないでしょうか。
PK-513にはPK-513Lというロングセラーモデルがあってこちらをずっと使っていましたが、今年になってPK-513LNというニューモデルが発売されたので買い換えました。

この2つのモデルの違いは替刃です。
数百冊裁断すると刃の切れ味が悪くなってきます。
PK-513Lの場合、替刃が高いです。
定価で2万円、Amazonで1.5万円くらいします。
数百冊毎にこの出費は痛いですね。
ちゃんと考える人はいるもので、1万円で研磨してくれるサービスなどもあったりします。
1.5万で毎回買って刃を捨てるよりはお得です。

ところがPK-513LNは専用替刃が定価12600円、Amazonだと9000円くらいです。
ただしこちらは研磨は出来なくて、毎回使い捨てです。
刃を研磨するほうがエコだと思うのですが、ずっと使っていた研磨業者が最近急に対応が悪くなってしまったために、やむなくPK-513LNに買い換えました。

私の場合、だいたい700-800冊毎に刃を研磨に出していました。
説明書には100枚で2000回とありますが、単行本のコミックスがだいたい100枚くらい、文庫や書籍は1冊を複数回に分けて切るため、1000冊くらいが目安ではないでしょうか。



4. 裁断機交換パーツ

ということで次に裁断機の替刃です。
といっても前述したように1000冊未満くらいだと替刃はいらないかもしれません。
ザクザク裁断していると、そのうちだんだん切れ味が落ちてきます。
切れ味が落ちてくると作業効率も悪くなるし、そもそも本の切れ目がカーブしてくるようになるので、刃を替えてあげましょう。

またPK-513L、PK-513LNともに受け木というパーツがあります。
これは刃を受け止めるための木のパーツです。
木なので、たくさん切っているとだんだん傷んできます。
この受け木は4面あって、しかも一つの面を上下ひっくり返して使えるので、合計で8回までは刃を受け止める場所を変更することができます。
数百冊切ると結構痛むので、そうしたら受け木の場所を変えてあげましょう。
そして8箇所全部使いきってしまったら、こちらも交換する必要があります。
受け木が傷んだ状態で裁断をしていると、刃が早く劣化してしまうと説明書に書いてあります。

一箇所300回が目安だそうなので一本の受け木で2400回、一冊を複数回に分けて切るケースもあるので1000-1500冊くらいで使い切るのではないでしょうか。
ですので受け木も1000冊未満の自炊であれば、交換は不要だと思います。
ちなみにPK-513LとPK-513LNでは受け木のパーツも違うので注意が必要です。



5. カッター

次に必要なのはカッターです。
PK-513L(N)はだいたい普通の単行本のコミックスがギリギリ一回で切れるくらいです。
厚い文庫や書籍だと一回では裁断できません。
そういう場合にはカッターで100枚位毎に本を分解して上げる必要があります。
分解はちょっとコツがいるので、これは「自炊作業編」で紹介したいと思います。
私の場合は、PLUSのCU-005というモデルを使用しています。
本を切るのは結構大変なので、あまり刃やグリップが細いタイプは向かないと思います。



6. カッターマット

一冊100枚、つまり200ページを超えた本はカッターで切る必要があるので、結構な頻度でカッターを使うことになります。
そうなるとカッターマットがあるほうがいいでしょう。
私はカッターマットはPLUSのCS-A3というA3サイズを使っています。
文庫やハードカバーの本しか切らないならA4サイズでもいいかもしれません。
雑誌やムックも自炊するとなるとA3のほうが良いと思います。



7. 定規

定規も自炊には欠かせません。
カッターを使う時ではなく、本の幅を測るために必要です。
単行本コミックスでも出版社によって5mmくらいはサイズが違います。
私の場合には、横幅からマイナス3mmした長さをPK-513LNのガイドでセットして裁断しています。
本の横幅を測るためなので、定規はそれほどこだわりはいらないかもしれません。
私はコクヨのTZ-1343というモデルを使っています。



とまあ今回は自炊の7つ道具を紹介してみました。
「7つ道具」とか書くといかにも狙ったブログ記事みたいですがたまにはいいかとw
もちろんあとPCも必要です!
近いうちに「自炊作業編」も書いてみたいと思います。