学生時代から作業環境についてはそれなりにこだわりがある方でした。
概してエンジニアというのはそういう傾向が強いかもしれません。

「すべてをメールに一元化」という記事に登場したこともありました。
たしかにこの頃はなんでもかんでもメールに集約していました。
メールが自分のグローバルストレージだったんですね。

それから6年がすぎて、いろいろ環境も変わりました。
一番大きかったのは10年来愛用していたMewをやめたことです。
すべてをメールに一元化できていたのもMewがあったからこそ、とも言えます。
今はメールはGmail(Google Apps)にしていますが、今でも見落としがたまに発生します。
Mewのほうがinbox zeroが容易に可能な気がします。
なので一日一度は to:zaki でメール検索をしてチェックしています。
to:zaki でない大事なメールは見落としているかもしれませんね。。。

なぜメールに一元化していたかというと「それなりに可用性が高い一箇所にまとめておきたい」という気持ちが強いためです。
これはもう個人的な好みとしか言いようが無いですが。
そのためDropboxを始めとするクラウドストレージは前から興味がありました。
2年ほど前にDropboxをちょっと試しで使ってみたところ「遅くて使い物にならん」というのが正直な感想でした。
また当時はiPhotoのライブラリを置くとsymlinkが実体化されて容量を倍近く食うという情報もあって、イマイチ感が強かったのは否めません。
なので一時的にfirestorageなどを使うことはあってもクラウドストレージは使っていませんでした。

少し前にGoogle Driveが発表されたとき「これは本命が来たか」と思いました。
バイト単価もDropboxの半額でしたし。
それでGoogle Driveを使ってみたところ、やっぱり遅い上にクライアントがかなりの頻度で固まります。
「まだまだ実用化レベルじゃないか。。。」と思ったのですがそのときふと「もっかいDropbox試してみよう」と思ったのです。
そしてDropboxを使ってみたら、以前と比べ物にならないくらい速い!
大量のファイルを同期しても全く固まらない!
Dropboxは自分にとって充分実用解になっていたのです。
色々計算すると置きたいものの総容量は500GBくらいでした。
Dropbox Pro(有料版サービス)は最高が500GBです。
ところがその上にDropbox for Teamsというさらにハイグレードなメニューがあるということを @yamaji からちょうど聞いたばかりだったので迷わずDropbox for Teamsを申し込みして1TBの契約をしました。
ちなみにProは500GBで$500/年、for Teamsは1TBで$795/年なので、こちらのほうが単価もお得なのです。

同期するには一週間くらいかかりましたが、すべてをDropboxに突っ込んだあとの快適さといったらこれはもう一言では言い表せません。
私の作業環境は全部Macで、会社固定のMac mini、自宅固定のMac mini、持ち歩き用のMacBook Airがあります。
各マシンで必要なフォルダだけをDropboxと同期しています。
たとえば1Password(こちらも超絶便利ですがそれはまた別エントリで)は全マシンで、Miscellaneousという名前の仕事用フォルダ(ネーミングが。。。)は会社のminiと持ち歩きAirで、iTunesと写真はAirで、自炊したPDFは自宅miniでという感じです。
こうすると必要なものは全部各マシンの /Users/zaki/Dropbox に存在し、他のフォルダには一切ないために、いつでもマシンをクリーンインストールできます。
おおげさではなくいまこの記事を書いているminiをクリーンインストールしても全く困りませんw
その上で各マシンはTimeMachineでバックアップしているので、もし万が一Dropboxのクラウド環境が全部吹っ飛んでも大丈夫です。
つまりデータは
1. マシンの /Users/zaki/Dropbox
2. TimeMachine
3. Dropboxクラウド
で三重化されていることになります。
しかもDropboxには履歴復元機能まであります。
もし手元のファイルをうっかり上書きしてしまっても、TimeMachineの履歴からでもDropboxの履歴からでも戻すことができます。

重要なのは「各マシンで必要なフォルダを部分的に同期」できるという点だと思います。
実は前述の3台のマシンはそれぞれ完全同期できるだけの容量がありません。
完全なデータセットはDropboxに置いておき、必要な場所だけ同期するということでマシンのHDDの容量は最適化されています。
ちなみにGoogle Driveはまだサブフォルダを選択しての同期はできないのでそういう意味でもDropboxのほうが現時点では優れています。

Dropbox化することで可用性もアップし、環境の効率も向上しました。
さらにさらに1Passwordとの連携やGoodReaderとの連携などの便利さももちろんあるのですが、とりあえず今日はDropboxの便利さについて書いてみました。
ステマでもなんでもないですよw